2015-07-07 第189回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
○政府参考人(本川一善君) 御指摘のとおり、日中の暫定水域におきましては、やはり中国側の漁船、虎網漁船でありますとか、そういう我が国にない漁業方法を使った漁船が多数出ておりまして、かつ我々が認識している以外にも非合法の登録をしていない漁船まで出ておるということで、我々としてもまさに先生と同じ問題意識を持っております。
○政府参考人(本川一善君) 御指摘のとおり、日中の暫定水域におきましては、やはり中国側の漁船、虎網漁船でありますとか、そういう我が国にない漁業方法を使った漁船が多数出ておりまして、かつ我々が認識している以外にも非合法の登録をしていない漁船まで出ておるということで、我々としてもまさに先生と同じ問題意識を持っております。
○岩永委員 この水域で行われている中国漁船のさまざまな操業、報道等を通してもそうですし、自分なりに調べさせていただいてもそうなんですけれども、例えば、二年前には虎網漁船というものが八隻程度しか確認をされていなかったものが、ここ二年を見てみると、約三百隻までふえているとか、無免許運転、無免許操業というのもあると思うんですけれども、中国側が出してきている実績の数値について、私自身は少し疑いを持っているんです
○本川政府参考人 虎網漁船につきましては、私ども把握している限りにおいて、国レベルで把握している漁船は、今、二百九十隻程度あるというふうに伺っております。 ただ、問題なのは、これ以外にも、無許可で、中国政府自体がコントロールできていない虎網漁船が相当あるのではないかといったようなことが言われております。
ただ、農地集積の方は先ほど幾つか質問も出ていましたので、私の方は、東シナ海の中国虎網漁船についての、特に日中漁業協定に関してお話をいただければと思っています。 この中国の虎網に関しましては、先日のNHKの番組でも随分報道、特集がございまして、乱獲によってこの東シナ海の地域、魚も減ってしまうということが報告されておりまして、日本の漁業の皆さんも何とかしてほしいという声も大きくなっています。
○副大臣(加治屋義人君) 日中漁業協定によって、中国の虎網漁船は我が国の排他的経済水域では入漁が認められておりません。一方、日中暫定措置水域等においては我が国の法令等が適用されないことから虎網漁船の操業が可能としております。 虎網漁法は巻き網と底引き網を組み合わせたような漁法で、漁獲能力が高く、我が国水産業界に、水産資源に大変悪影響を与えるとの声が上がっているのも承知をいたしております。
○副大臣(加治屋義人君) 中国虎網漁船については、昨年の日中漁業共同委員会等において中国側に情報提供を申し入れたところです。その結果、中国側から許可船リストが提供されたことから、これを基にして取締船により虎網漁船の照合を進めておりました。また、本年二月に拿捕した虎網漁船の船長等から様々な情報を得てきました。
続いて、虎網のことについて伺いますが、タイガーネットですね、これは近年、東シナ海で中国や台湾の漁船が行っている漁法なんですけれども、私も見たことがないので実態というのはよく分からないんでありますが、駆け回しのような、あるいは巻き網のようなというふうにも言われておりますけれども、この虎網漁船が今東シナ海で非常に多数操業していると。
このため、本年四月に開催されました日中漁業共同委員会の場でも両国間で議論をいたしまして、引き続き虎網漁船の現状や管理方策について意見交換や協議を行っていくことで合意をいたしております。